デザイナーズ住宅,デザイナーズハウス,デザイナーズリフォーム,注文住宅/愛知 県,岐阜 県,三重 県,東京,神奈川 県,茨城 県,千葉 県,埼玉 県,大阪,京都,滋賀 県,奈良 県,和歌山 県「プロ直伝!夢ひろがるリフォーム成功術」
 
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File.05
岩淵 倫子
Tomoko Iwabuchi
使い勝手のいい収納とは
押入れ活用術
 押入れは貴重な収納スペースです。ただ、布団の収納を前提に寸法が定められているので、布団以外のものの収納は不向き……。いやいや、実はそうでもないんですよ。アイデア次第で使い勝手抜群の収納スペースに生まれ変わります。しかも安上がりに。
 一般的な押入れの面積は畳一畳分、奥行きは80cmほど。まず中段を外して、手前にパイプをつければ、クローゼットのような洋服かけとなり、奥の余ったスペースには棚を設けて小物収納とし、奥行きも有効活用します。
 押入れの位置が隣部屋と面している場合、押入れの奥壁を撤去して両面から使えるようにする方法もあります。
 ついでに押入れの扉も変えてみてはいかがでしょうか。引き違いのふすまが多く使われていますが、難点は片側ずつしか開かないこと。使い方が限られ、モノの出し入れも不便です。そこで押入れの幅いっぱいに全開できる折り戸にすると使い勝手が格段に向上。扉のかわりにロールスクリーンやカーテンにすると安く済みます。  「狭いマンション暮らしだけど、子供に部屋を作ってあげたい」あるいは「書斎が欲しい」という人もいるでしょう。そんなときにも押入れが活躍します。扉を撤去して、机と本棚をセットすれば子供部屋&書斎のでき上がり。簡単ですよね。
 「収納」という言葉を辞書で調べると「品物をしまいおさめること」とありますが、私たちインテリアコーディネーターは「しまいやすい」ことと同時に、その品物が「いつでも取り出しやすい」ことにも重点を置いてプランを立てます。片づけが苦手な人でも、リフォームで「収納名人」になれること間違いなし!?
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著者建築デザイナー(建築家・インテリアコーディネーター)と内容のご紹介
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